今回の登場人物

元アミューズ所属の俳優・岡田義徳さんと、フロム・ファーストプロダクション所属の女優・田畑智子さん。2018年の元旦に入籍し、新年にぴったりの明るいニュースで世間を賑わせましたが、マスコミに送った結婚報告のファックスには「お付き合いを始めてから約6年半、紆余曲折ありましたが」というコメントが書かれていたそうです。交際開始以来、破局・復縁を繰り返していたというお二人ですが、ゴールインまでにどんな出来事があったのでしょうか。

二人の生い立ち

1977年、岐阜県で生まれた岡田義徳さん。1993年に『ASAYAN』の前身番組である『浅草橋ヤング洋品店』のモデルオーディションを受けたことがきっかけで芸能界デビューしました。2002年には大人気ドラマ『木更津キャッツアイ』に出演し、イケメン名脇役俳優として一躍有名になりました。一方、田畑智子さんは、1980年、 京都府・祇園の老舗料亭『鳥居本』に生まれました。この料亭は、なんと享保年間に創業された歴史ある料亭だそうです。芸妓さんだった祖母や両親から京都人として厳しく躾られた田畑さんは、12歳の時、『カノックスフィルム』に所属。1992年公開の映画『お引越し』の主演女優としてデビューして、新人賞を多数受賞し、話題になりました。

デビュー以来、芸能界で華々しく活躍しているお二人。出会いは、舞台での共演でした。馴れ初めが気になりますね。

出逢いから破局に至るまで

二人の交際のきっかけは、2011年に上演された舞台「わらいのまち」での共演。役者として大好きだった岡田さんに、田畑さんから連絡先を聞いたことから交際が始まりました。偶然にも近所に住んでいた二人は、稽古の後にこっそり一緒に帰ることもあったそうです。
交際が世間に発覚したのは、舞台の公演が始まる2011年9月頃でしたが、二人はその頃からすでに破局と復縁を繰り返すようになっていました。その引き金となったのは、田畑さんがヘアヌード写真集を発売したこと。また、翌年に公開された映画『ふがいない僕は空を見た』で濡れ場を披露したことも原因の一つでした。2010年12月に30歳を迎えた田畑さんにとって、心機一転を図ろうとしての仕事だったそうですが、岡田さんは猛反対。老舗料亭で培われた雅やかな田畑さんを見てきた岡田さんには、衝撃だったのかもしれません。

破局から復縁に至るエピソード

交際をスタートしてから入籍するまでの6年半の間に、特に大きかった出来事はなんといっても「かぼちゃ事件」。2015年に岡田さんのマンションでかぼちゃを調理していた田畑さんは、誤って包丁で左手を切ってしまい救急搬送されました。この事件によって、田畑さんと岡田さんの復縁が明らかになった上に、情緒不安定と言われていた田畑さんが左手を負傷したことで「自殺未遂」との報道も流れ、メディアは騒然となりました。
この出来事を機に、岡田さんはこれまで以上に田畑さんに寄り添うようになったそうです。絆の深まったお二人は、2016年11月には田畑さんの実家に挨拶をし、約1年後の2018年の元旦に、入籍しました。
田畑さんは破局していた時期を振り返り、「長く一緒にいてけんかが増えて、離れたほうがいいかなとか(思うようになり)、いったん離れて、もう1回つきあおうかって(なった)」とテレビ番組で話しています。離れていた間もずっと元彼の岡田さんのことを好きだった田畑さんは、度々LINEや手紙を送り、岡田さんもそれに返事をしていたそうです。田畑さんと同じように、岡田さんも田畑さんのことを想っていたのかもしれません。

復縁後のエピソード

たくさんの出来事を乗り越え、2018年1月に入籍を発表した二人には、多数の祝福の声が寄せられました。また、2018年11月には第一子が誕生し、幸せ真っただ中なお二人。テレビ番組では、長男と3匹の飼い猫とともに自宅の様子をお二人が撮影した映像が使われるなど、とても仲睦まじい様子です。紆余曲折の末に幸せに辿り着いたお二人の固い絆は、きっとどんな困難でも乗り越えられるくらい強くなっているに違いありません。

おすすめ記事